特定技能外国人受入の基準(会社編)
わかりやすく特定技能外国人を受け入れるための会社の基準を説明します。

特定技能外国人を受け入れるための基準(会社編)

特定技能外国人を受け入れるためには、受け入れる会社が国の定めた基準を満たさなければなりません。
以下に、ざっくりとその基準についてご説明します。

 

①特定産業分野に該当すること
特定技能外国人を受け入れるためには、まず、受け入れる会社が国が定める特定産業分野に該当する必要があります。
現在(2025年4月22日)、16分野が認められています。
・介護
・ビルクリーニング
・工業製品製造業
・建設
・造船・船用工業
・自動車整備
・航空
・宿泊
・自動車運送業
・鉄道
・農業
・漁業
・飲食料品製造業
・外食業
・林業
・木材産業
分野ごとに、従事する主な業務や想定される関連業務が定められていますので、詳しくは出入国在留管理庁のホームページをご確認ください。
→ 出入国在留管理庁のホームページ

 

②法令を遵守していること
特定技能外国人を受け入れる会社自身が、法令等を遵守していることが求められます。例えば「労働,社会保険及び租税に関する法令の遵守」などです。また、1年以内に特定技能外国人と同じ業務に従事する労働者を会社都合で解雇するなど、非自発的に離職させていないことなども条件になってきます。

 

③受け入れる外国人に対して適切な支援を行うこと
この基準は、過去2年間に就労資格を持った外国人の受入れ又は管理を適正に行った実績や支援責任者及び支援担当者を選任していることなどがあげられますが、この基準は「登録支援機関」に委託することで基準をクリアすることは可能です。